テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーを持つ宇宙線を検出

南部陽一郎物理学研究所/大学院理学研究科 物理学専攻の常定教授、藤井准教授らの主導する アメリカ ユタ州における国際共同宇宙線観測実験「テレスコープアレイ実験」において、 2021 年 5 月 27 日、極めて高いエネルギー(244 エクサ電子ボルト)の宇宙線を検出しました。 これは 2008 年から現在までの 15 年以上にわたるテレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーです。 その到来方向には発生源候補となる天体は存在せず、 未知の天体現象や暗黒物質(ダークマター)の崩壊 といった標準理論を超えた新物理起源の可能性も示唆されています。

プレスリリース資料(pdf)

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図はプレスリリース資料より抜粋。

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